2021/05/25ブログ
令和3年5月25日 恥ずかしがり屋の柚子の花

法人「丹波ささやまおただ」が管理する山裾の畑の柚子の木に、小さな小さな柚子の花が咲きました。
秋から冬にかけての柚子の実は、ご覧になったり味わわれた皆さんも多いと思いますが、
5月のこの時期にこっそりと咲く可憐な白い花を御存じの方は少ないのでは。
昔、組合長はおばあちゃんから
「柚子はね、小さな花でね、秋になると大きな実をつけるよ。
柚子はこのことを恥ずかしがって農家が田植えで忙しくしている頃に
こっそり花を咲かせるんだよ」
って聞かされたそうです。
こんな昔の思い出を、いつもこの時期に小さな花をきっかけに思い出す。
いいですね。これが今も昔も変わらない田舎の景色、風土と共に暮らす良さではないでしょうか。
私達は、この村のこんな景色や農業を次の世代に繋いでいきたいと思っています。
☆先日、ブログ担当Tも柚子畑を見に行きましたが、「ど ど どこだ花は」って状態でした。
みなさんも柚子の花見つけに来ませんか?
柚子の木一本オーナー制もあるので、これを使うと花だけでなく実もジャムも味わえますよ。
☆小多田では雨の合間の晴れ間をねらって、黒豆畑の畝立てがはじまっています。
秋・冬に美味しい黒豆を届けられようがんばりま~す。