2021/06/06ブログ

小多田9 黒豆の種植え始まりました(6月6日)

丹波篠山の名産、丹波黒大豆の種植えが始まりました。

粒が大きく深いうまみと滋養が詰まった「丹波黒」は江戸時代から続くこの地域の特産です。

黒大豆の生産に適した風土(土壌・気候等)と伝統に根差した栽培技術や品種の改良によって

この地域の黒豆づくりは日本一です。是非皆さんも、私達自慢の丹波黒大豆を味わってみてください。

 

黒大豆の種植えには大きく、直接畑に種豆を植える「直播」と、セルトレイに土を入れて種豆をまき苗が成長してから畑に移植する「セル植」があります。どちらにも一長一短あって、人により圃場により都合により植え方が決まります。

 

どちらも本格的に始まるのはもう少し後ですが、気の早い人やいろんな都合で種豆をまく人もチラホラと見かけます。

☆人から頼まれて、長年自分の圃場で黒豆栽培を引き受けてこられたTさんの作業小屋では、多くの人が集まって「セル植」の種まき作業が始まっていました。自分の儲けだけでなく人のために骨を折る、やさしい気持ちが植物にも伝わるようです。

☆その後植えられたセルトレイは並べられて銀色の太陽シートがかけられ、発芽した苗が10日後あたりから畑に植えられます。

☆小多田地区では植え付けを待つ畑と早苗がしっかり根付いてきた水田のコントラストが美しい。